令和元年10月25日(金曜日)に現場技術研修見学会を開催いたしました。見学参加者は、静岡県下水道技術研究会会員の技術者約20名でした。
見学場所は、企業者:東京電力パワーグリッド様、施工者:安藤・間・関電工共同企業体様で東京都江東区新砂3丁目から中央区新川1丁目区間の葛西橋通り付近管路新設工事を研修見学させて頂きました。
初めに、東京電力送変電建設大型管路グループの篠口冴子さまには、洞道延長6.2km、最大土被り53.3m、最大水圧0.56Mpa工事の概要、長距離シールド工事の特徴、施工方法と建設に至る施工計画について詳細に説明をして頂きました。
その後、安藤・間・関電工共同企業体 瀧口祐介さま、岸友洋さま、阿部直樹さまにより、参加者が3班に分かれて発進立坑より長距離シールド内部等を見学しました。排出土砂のふるい分け処分計画、塩害、耐圧対策として鋼繊維補強、膨張目地材使用のセグメント材料の説明、坑内構築施工の状況などを 又、ICTによる掘進施工管理、位置管理システムによる現場の安全、生産性向上と業務の効率化の取り組みや、圧入式オープンケーソン工法での発進立坑築造時のマスコンクリートひび割れ対策、無漏水対策などの創意工夫への取り組みを丁寧に説明して頂きました。この貴重な体験を今後、地元でのシールド工事に生かすよう努力していきたいと思います。葛西橋通り付近管路新設工事関係者の皆様には、大変お世話になりありがとうございました。
最後に今回の見学修見学会は、一般社団法人日本非開削技術協会 角川順洋事務局長様に見学場所のご紹介並びに準備をして頂き見学をさせて頂く事が出来ました。角川様、お世話になりありがとうございました。お礼を申し上げます。