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令和5年度 技術研修見学会を「首都圏外郭放水路」を開催いたしました。

静岡県下水道技術研究会は、首都圏外郭放水路を見学

静岡県下水道技術研究会(望月元一会長)は10月24日、埼玉県春日部市上金崎

首都圏外郭放水路「防災地下神殿」見学研修会を実施し研究会会員23名が

参加した。放水路は大落古利根川など中小の河川の洪水を地下に取り込み

地底50m、総延長6.3kmの巨大トンネルを通じて江戸川に放流する

世界最大級地下放水路の(調圧水槽)箇所であることを研修した。

調圧水槽の構造は、長さ177m、高さ18m、幅78mの「防災地下神殿」と呼ばれる

に値する59本のコンクリート柱からなる巨大土木構造物でした。

施設の目的は、トンネルから取り込まれ流れてきた水の勢いを弱め調整する

水槽で、排水ポンプによりスムーズに江戸川に流すための巨大プールの役目

でした。

近年、異常気象により全国各地で河川氾濫災害が発生していますが、

自然災害に対して、この様な巨大インフラシステムにより氾濫災害から、

人命と財産を守るまさに防災・減災・国土強靭化のための役割を持つ

貴重な地下放水路施設の見学研修でした。

見学研修後、我々当研究会技術者が従事する下水道事業やその他関連する土木

建設事業でも、変化する環境に対応するため日々技術の研鑽を行い、変化する

環境に対応して安全安心な社会のための社会貢献して行きたいと感じた。IMG_6914

調圧水槽「防災地下神殿」内にて

 

令和5年度 静岡県下水道技術研究会 技術研修会 「浜松」を開催いたしました。

令和5年9月8日金曜日 浜松市ホテルクラウンパレス浜松にて、静岡県下水道研究会

令和5年度 下水道技術研修会を開催致しました。当日は、官公庁の約40人を含む

研究会関係者総勢約100人の皆様が参加を頂きました。初めに静岡県交通基盤部

竹川清彦流域下水道班長様、浜松市下水道部 下水道工事課久保田茂夫専門官兼課

長様よりご挨拶を賜りました。又、研修講演会では、東京農業大学 名誉教授

後藤逸男様、国土交通省水管理 保全局下水道部 下水道国際・技術室長 西 修

様、株式会社 アサギリ 蓑 社長様の3名の講師に御登壇を頂き、「下水汚泥資源

の肥料利用展開」について、産学官のそれぞれの立場で貴重な有効活用を拝聴させ

て頂きました。又、研修会の結びとして、一般社団法人 日本非開削技術

協会会長で日本大学教授の森田 弘昭先生に講演の総評を頂きました。

研修会の講演ごとの質問時間では、官民問わず参加者より、多くの質問が出され

これからの「下水汚泥資源の肥料利用展開」について、多くの課題と関心が

寄せられていることを発見できた。講師の先生方、研修会に参加して頂いた皆様、

研修会の企画運営にご協力を頂きました静岡県生活排水課様、(一社)日本非開

削技術協会の森田先生に心よりお礼を申し上げます。(静岡県下水道技術研究会

会長 望月)

 

下水道研修会に100名が参加IMG_4521

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令和5年度 下水道技術研修会

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日本非開削技術協会の森田 弘昭会長による総評

【下水道展’23札幌】見学研修会を開催いたしました。   

「下水道展23’札幌 札幌ドーム開催に参加致しました。」

令和5年8月3日(木曜日)に北海道 札幌ドームにて開催された下水道展に

静岡県下水道技術研究会会員16名にて、2泊3日の行程で参加致しました。

会場では、下水処理ゾーン、管路資器材ゾーン、維持管理ゾーン、建設ゾーンなど

8区分のゾーンに分かれゾーン担当者より、技術資料や映像、実施試験による

新技術についての説明を受けた。

展示企画内容は、自然環境の変化に対応した異常兆候監視システムやAI・IOT活用に

よる浸水エリア予測方法。維持管理では点検調査に適したドローン、3Dスキャナー

の活用事例、と点検調査映像分析手順の方法。

再生可能エネルギー分野では、汚泥可溶化システムによるカーボンニュートラル

への取り組みなど その他、現在の環境における多くの新技術について学んだ。

今後、これらの下水道関連新技術を地元静岡県に持ち帰り活用したいと

研究会会員一同気持ちを同じくした。(静岡県下水道技術研究会 会長 望月)

北海道 札幌ドーム下水道展会場、参加者集合写真 2023.08.03

 

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旭川 上野ファーム集合写真 2023.08.04

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令和4年度 技術研修見学会「東京」を開催致しました。

県下水道研が都下水道局の長距離泥水式シールド現場を見学

静岡県下水道研究会(望月元一会長)は28日、東京都落合水再生センター内管渠築造工事見学研修会を実施、20人が参加した。
当日訪れたのは、東京都下水道局が発注、(株)竹中土木 東京支店が施工を進める東京都新宿区上落合1丁目の落合水再生センター~みやぎ水再生センター間送泥管その3工事の現場。仕上り内径2600㍉、路線延長4072㍍で、泥水式シールド工法による施工が進められている。
➀シールド掘進機先端部➁送排泥設備と泥水処理設備関係➂中央監視システム➃工事概要説明班―の4班に5人ずつに分かれて説明を受けた。会員からは、泥水送排泥管内の循環に関するシステムや、掘進作業に伴う地中空洞化問題対策やシールド本体の測量方法など、熱心な質問が出されていた。
望月会長は、日本下水道新技術機構、東京都下水道局、(株)竹中土木 東京支店への謝意を示した後、「昼夜間体制で延長4000㍍にも及ぶ長距離の泥水式シールド工法による現場を見学できたことは大変勉強になった」と話していた。

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令和4年度 静岡県下水道技術研究会 技術研修会 「富士」を開催致しました。

令和4年9月9日金曜日 ホテルグランド富士にて、静岡県下水道研究会 令和4年度 下水道・技術研修会を開催致しました。今回の開催は、コロナ過の影響で2019年より3年ぶりの開催となりました。

当日は、官公庁、コンサルタント、研究会関係者総勢約90名の皆様に参加を頂きました。
最初に静岡県交通基盤部都市局 生活排水課 小南嘉宏様、富士市上下水道部 松山 正典様代読
上下水道経営課勝又 猛様よりご挨拶を賜りました。
又、研修講演会では、国土交通省 国土技術政策総合研究所 吉田 敏章様、日本下水道新技術機構
永田 有利雄様、日本推進技術協会 横田 敏宏様の3名の講師に御登壇頂き、貴重な講演内容を
拝聴させて頂きました。講師の先生方、研修会に参加して頂いた皆様にお礼を申し上げます。

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            技術研修会

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          吉田様による講演

令和3年度技術研修見学会を開催致しました。

令和3年10月29日 (金曜日)に現場技術研修見学会を開催いたしました。
見学参加者は、コロナ禍という環境を鑑み静岡県下水道技術研究会会員の技術者
15名に限定して実施致しました。
見学場所は、企業者:三井住友・鈴与・イハラ特定建設工事共同企業体 
令和元年度 巴川右岸第2排水区 渋川雨水1号感染築造工事を研修見学させて
頂きました。見学場所は、静岡市清水区渋川1丁目他4地区です。
初めに、渋川シールド共同企業体の岩崎文宏所長様にφ2580mm泥土圧式シールド機
本体の特徴及び構造とV型中折機構の採用について、スライド式バックアンカー発進方法
についての長所、短所、路面地下管理システム(電子レベル測量)、地上GPS測量と
孔内ジャイロ測量について等々詳細に説明をして頂きました。
その後、監理技術者 海崎直寛様他企業体職員様の誘導の下、発進立坑よりシールド内部
約1000mを見学させて頂きました。
見学では、シールド内部の鋼製セグメントの組み立て方法やセグメントと粘性地山にできた隙間に
注入する裏込め材等の注入方法、泥水処理プラントの設備の説明等を拝聴致しました。
この貴重な体験を今後、地元でのシールド工事に生かすようしていきたいと思います。
渋川シールド企業体の皆様には、大変お世話に成りました。
最後に見学をさせて頂きました発注者の静岡市上下水道局 下水道部下水道建設課様に
お礼を申し上げます。

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令和3年度 静岡県下水道技術研究会 技術研修会「静岡リモート」を開催

 令和3年9月10日(金曜日)静岡にて静岡県下水道技術研究会 令和3年度下水道・技術研修会を
開催いたしました。
今回の開催は、コロナウイルスの感染拡大により、静岡県が緊急事態宣言の対象指定区域のため、
すべてWeb(ZOOM)のみのリモート開催とさせて頂きました。
参加者は官公庁・法人30名、研究会関係者85名の総勢115名の皆様に御参加を頂きました。
研修会の講演では、日本非開削技術協会 森田弘昭会長より「瀬戸内海環境保全特別措置法の
一部を改正する法律について」、
HDD誘導式水平ドリル工法委員会 伊藤 靖氏より「HDD(誘導式水平ドリル)工法について」、
日本下水道新技術機構資源循環研究部 藤本裕之部長氏より「カーボンニュートラルを目指して
~下水道処理場のエネルギー自立化~について」という題目で3名の講師の先生方に大変貴重な
講演内容を拝聴させて頂きました。講師の先生方、研修会に御参加いただいた皆様に
お礼を申し上げます。
さいごになりますが、静岡県交通基盤部 生活排水課様には、技術研修会の開催にあたり、
官公庁様への周知等大変お世話に成りました。
ありがとう御座いました。静岡県下水道技術研究会 会長 望月元一

令和3年度 下水道技術研修会開催(9月10日)のご案内

令和3年度 静岡県下水道技術研究会主催の下水道技術研修会を
令和3年9月10日 金曜日 午後13時より(Web受付12時15分より)開催いたします。
残念ながら今回、コロナウイルスの感染拡大により静岡県が緊急事態宣言の対象地域に指定されました。
これにより、開催日9月12日が対象期間に含まれるため
今回の研修会開催方法は、すべてWeb(ZOOM)のみのリモート開催とさせて頂きます。

又、参加申し込み資格者については、官公庁様、静岡県下水道技術研究会会員様、浜松下水道技術研究会様
に限らせて頂きます。尚、研修会の内容及び参加申し込みの詳細については、添付した
「研修会開催のご案内」をご確認ください。

※当日は、CPDS学習プログラム学習履歴が交付されます。

令和元年度 技術研修見学会(葛西橋通り付近管路新設工事)を開催いたしました。

令和元年10月25日(金曜日)に現場技術研修見学会を開催いたしました。見学参加者は、静岡県下水道技術研究会会員の技術者約20名でした。

見学場所は、企業者:東京電力パワーグリッド様、施工者:安藤・間・関電工共同企業体様で東京都江東区新砂3丁目から中央区新川1丁目区間の葛西橋通り付近管路新設工事を研修見学させて頂きました。

初めに、東京電力送変電建設大型管路グループの篠口冴子さまには、洞道延長6.2km、最大土被り53.3m、最大水圧0.56Mpa工事の概要、長距離シールド工事の特徴、施工方法と建設に至る施工計画について詳細に説明をして頂きました。

その後、安藤・間・関電工共同企業体 瀧口祐介さま、岸友洋さま、阿部直樹さまにより、参加者が3班に分かれて発進立坑より長距離シールド内部等を見学しました。排出土砂のふるい分け処分計画、塩害、耐圧対策として鋼繊維補強、膨張目地材使用のセグメント材料の説明、坑内構築施工の状況などを 又、ICTによる掘進施工管理、位置管理システムによる現場の安全、生産性向上と業務の効率化の取り組みや、圧入式オープンケーソン工法での発進立坑築造時のマスコンクリートひび割れ対策、無漏水対策などの創意工夫への取り組みを丁寧に説明して頂きました。この貴重な体験を今後、地元でのシールド工事に生かすよう努力していきたいと思います。葛西橋通り付近管路新設工事関係者の皆様には、大変お世話になりありがとうございました。

最後に今回の見学修見学会は、一般社団法人日本非開削技術協会 角川順洋事務局長様に見学場所のご紹介並びに準備をして頂き見学をさせて頂く事が出来ました。角川様、お世話になりありがとうございました。お礼を申し上げます。

IMG_0982 見学研修会の状況