令和7年9月5日(金曜日)に富士市ホテルグランド富士にて
静岡県下水道技術研究会主催の令和7年度 技術研修会を開催いたしました。
当初は官公庁・法人46名、静岡、浜松下水道研究会関係者・コンサルタンツ会社
49名の計95名の参加を予定しておりました。
当日は、台風15号による風雨の影響で東海道新幹線や在来線の遅延、運転の
休止などがあり、御参加いただいた皆様にはご不便をお掛け致しました。
又、残念ながら御参加頂けなかった皆様には、次回研修会へのご参加を
心よりお待ちしております。
当日は、ご来賓として、静岡県から安井哲也樣、富士市から勝又 猛様に
ご挨拶を賜りました。
研修会の御講演では、一般社団法人日本管路更生工法品質確保協会 佐藤敏明 樣
公益財団法人 日本下水道新技術機構 竹内徹也樣、荒生靖大樣の3名の講師に
「管路更生の工法選定等について」「下水道機構における近年の調査研究について」
の題目で、管渠更生工法の種類と工法選定の留意点、施工時安全衛生確保の重要性
について。調査困難箇所の調査技術や管渠部分補修の研究とコスト削減した雨天時
浸入水調査の研究成果などの大変貴重なご講演をして頂きました。
そして、突然の交通機関遅延の関係で東京よりリモート講演を実施して頂いた
一般社団法人日本非開削技術協会 会長 森田弘昭樣より、「下水道管路の劣化の
現状と対策」の題目で下水道管渠の劣化と硫化水素発生のメカニズムや
管路の調査手法から全国どこでも発生が予測される大規模下水道劣化災害に備えた
対策の考えなど、今まさに下水道管路に起因して起こる事故災害を真剣に
考えなければならない、多くの課題と関心が寄せられている社会問題である
大変貴重なご講演を拝聴せて頂きましきました。
講師の先生方、研修会に参加して頂いた皆様、研修会の企画運営にご協力を頂いた
静岡県生活排水課の皆様に心よりお礼を申し上げます。
(静岡県下水道技術研究会 会長 望月)