静岡県下水道技術研究会 平成29年度通常総会を平成29年6月9日に開催致しました。参加者は、来賓の方々6名と研究会会員、委員の合計30名でした。
平成28年度の事業報告と収支決算並びに平成29年度事業計画(案)収支予算(案)が可決されました。
望月会長は、『官民一体となった下水道技術や下水道管路ストックのマネジメントに当研究会が役立つことを目標とし、継続した技術講習会、研修会の実施と官側との交流会を持ち具体的な課題をもって1年間を進めていきたい』と目標を述べられた。
平成28年11月10日木曜日に「熊本地震被災及び復旧状況の視察」を実施しました。
視察場所は、熊本市益木町浄化センター 発注者:益城町役場下水道課様
日本下水道事業団 九州総合事務所熊本事務所様、受注者:戸田建設株式会社様の
熊本市益城町浄化センターの地震被災復旧現場を視察させて頂きました。
日本下水道事業団熊本事務所長 軸丸英顕(じくまるひであき)様による熊本地震による
各処理施設の被害の特徴を交えながら、被災の状況と支援の体制を資料にて説明をして
頂きました。
その後、益城町浄化センター内の沈殿槽や汚泥処理棟にて、既設構造物との傾斜や段差
が発生した状況とその復旧工事内容について丁寧に説明をして頂きました。
今回、熊本県熊本地方を震央としたM6.5の前震とM7.3の本震等の幾度にもわたる
直下型地震の恐ろしさを視察者全員で痛感いたしました。早期の復旧を祈願しております。
日本下水道事業団熊本事務所様、戸田建設株式会社復旧工事関係者の皆様
大変お世話になり、ありがとうございました。
平成27年10月23日金曜日に「秋の現場見学会」を開催しました。
場所は、東京都江東区東陽の発注者:東京都下水道局様、受注者:大豊・錢高建設共同企業体様の江東幹線シールド工事を見学させて頂きました。
見学参加者は、静岡県下水道建設技術研究会会員の技術者20名でした。
企業体職員の引率で地下30m、内径6000mmのシールド内部を往復距離600mに渡り見学しました。
現場では泥水式シールド機、合成セグメントの構造や送排泥施設、曲線部の施工方法について丁寧に説明をして頂きました。
又、企業体の鈴木副所長より、1時間50mmの降雨に対応し地域の安全、安心を確保するための工事目的や鉄道、河川、運河、多数の地下ライフライン等が近接したこの路線の特徴について丁寧に説明を頂きました。
大豊・錢高建設共同企業体 江東幹線シールド工事関係者の皆様
大変お世話になり、ありがとうございました。
平成27年度 通常総会を平成27年6月5日(金)午前11時より、
グランディエールブケ東海にて開催いたします。